投稿日:2008-06-25 Wed
まだ明るいうちに電車に乗れた。一つ先の駅は、去年、仕事で乗り降りしていた駅だ。
懐かしい顔も見かけるかと期待しつつも、みんな今頃は夕食だろう。
車窓から広がる田んぼの中に「○○小学校学習田」という
看板を見つけた。
そうだった、去年、PTAの方々と一緒に子どもたちが泥んこに
なってもち米を植えたんだった。今年もやっているんだな。
植えるときも、刈り取るときも楽しかった。
そして、あのもち米で作った餅は、お世辞抜きに、
これまで食べてきた餅の中で、一番美味しかった。
自分が小学生のときの先生のこと、今でもはっきりと思い出す。
どんくさい私を褒めて自信をつけてくれた先生も、
うまく伝えられず最後まで誤解がとけずにいた先生も。
去年、支援のセンセイだった立場では「教え子」というほどの
ものではなかったが、私は一方的に強烈な印象がある。
私が言ったことやしてきたこともまた子どもたちの中に
なんらかの形で残っていくのだろう。
発する言葉ひとつひとつが重い。
センセイは、最初からなるんじゃない、なっていくものなんや、
と35歳の教育実習生に教えてくれたあの先生の言葉に
支えられながら今を生きている。

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